旦那の浮気が発覚してからというもの、旦那が楽しそうにしていたり、何事もなかったような生活を過ごしていることに腹が立つ時もある、という浮気を許したはずの奥さんの声も耳にします。

浮気した旦那さんはもちろん、その浮気相手に対して「許せない」と思うのは当然のことです。

制裁を加えるために、慰謝料請求が最善の策ではあります。

というのは、経済的にダメージを与えるだけでなく、精神的にダメージを与えることもできるからです。

また、慰謝料請求などを問題に立ち上がれば、合法的に周りに浮気の事実を伝えることができ、浮気相手の立場さえも悪くすることができます。

ここでは、旦那さんや浮気相手に対してダメージの大きい制裁について考えてみたいと思います。

浮気した旦那に対する制裁について

旦那さんに対して大きなダメージを与えるには旦那さんの思惑と反対のことや、旦那さんに我慢や負担を強いることがポイントになるでしょう。

ここでは、ダメージの大きい制裁について考えてみましょう。

離婚を迫られている場合の制裁

浮気をした旦那さんから浮気相手と一緒になりたいと離婚を迫られることもあります。

そのようなケースでは、離婚をしては相手の思うツボです。

ダメージを与えたいのであれば、離婚を拒否し続けることも制裁になります。

あなたとの離婚が成立しない限り、浮気相手と籍をいれることはできません。

仮に、裁判に進展しても浮気をした旦那さんからの離婚請求は原則認められてはいません。

これは、相当なストレスを旦那さんや浮気相手に与えることができる制裁でしょう。

ちなみに、浮気をした旦那さんが離婚したいあまりに家を出てしまうこともあるかもしれませんが、いざ離婚する際に慰謝料増額の要因になる可能性もあるので、あなたに不利にはなりません。

慰謝料を請求して出ていく

そそくさと離婚をして慰謝料を請求し、子どもがいるなら子どもを連れて出ていくのも旦那さんには大きなダメージになるでしょう。

特に、遊びのつもりだったり、あなたの気を引きたいがために浮気をしていた場合、家庭が壊れた挙げ句、子どもとも暮らせなくなることに必ず後悔するでしょう。

浮気相手に対しての制裁

ここからは旦那さんではなく浮気相手に対してダメージの大きい制裁について考えてみましょう。

特に、離婚はしたくないという場合に有効な策略になります。

夫婦の写真をSNSなどにアップする

浮気相手が本気で旦那さんを好きになっている場合には、夫婦の仲睦まじい姿などを見せびらかすだけでも制裁になるでしょう。

夫婦円満であるような子どもと川の字になっている仲睦まじい添い寝の写真を見せるなどすれば、浮気相手はどう思うでしょうか。

「いつか離婚してくれる」といった願いも絶たれると思うでしょう。

「奥さんより自分の方が愛されている」という期待さえ否定できます。

最近では、SNSをやっている女性も増えていますから、そこに記事と写真をアップすれば制裁になります。

もしもSNSをやっていないのなら、浮気のやり取りに必須となるLINEのアイコンを家族の写真に変更するのもおすすめできます。

ジワジワと精神面にダメージを負わせることができるやり方です。

制裁は最終手段としておくこと

いくら旦那の浮気が許せなくとも、制裁は最終手段としておきましょう。

本来ならば、話し合いによって復縁、あるいは離婚という話に持っていくのが正しい手段です。

怒りに任せてしまうと、かえって話がややこしくなるだけではなく、周りが巻き込まれることもあります。

一番の被害者となるのはお子さんでしょう。

これまで仲が良かった両親の仲違いの姿をまじまじと見ることになると、お子さんの心に深いダメージを負う可能性もゼロではありません。

話し合いで解決できるのであれば、そこで気持ちを切り替えましょう。

前を見て、お子さんのことを優先して考えるようにしましょう。

制裁なら、裁判でもしっかりくだされます。

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旦那の浮気調査は探偵に頼むべきか~確実な証拠集め~

旦那が浮気をしているかもしれない、女の感はたいてい当たっている

旦那の浮気に気づいた妻の頭の中は、一瞬真っ白になるものの、現実的な計算が瞬時に行われている。
これは私の友人が浮気調査をするまでと、その後の様子について私の目線も踏まえて書いてみることにする。

友人の旦那は、月2万円のお小遣いでは足りないと言うようになった。友人は「はいはい」と受け入れていた。
そして追加のお小遣い請求が5万円ほどにまでなったとき、「おかしい」と思った。

ここで女の感が働いたのだ。もともとお金にルーズで、飲み会でも金払いの良い旦那であった。
しかし、新築のマイホームを半年前に購入し、一か月前には第二子が生まれたばかりのタイミングだった。
お金に対してもっと慎重にならなければならないことは、だれの目にも明らか。
友人はいつものように追加のお小遣いを渡し、「使いすぎないでね」と優しくいった。

翌日、探偵事務所に電話をした。誰にも相談せずに、旦那の浮気調査を依頼したのだった。
探偵事務所に言われたことは、通勤用の車にGPSを取り付けること。
いつもとは異なる帰宅時間や出張などの予定が事前に分かっている場合は知らせること。

早速言われた通りに車にGPSを取り付けた。
それでも家事に育児はいつも通り淡々とこなし、旦那には愛想よく振舞っていた。
その時のことを友人はこう振り返っている。
「付き合っているときから、浮気を一度も疑ったことはなかった。そんなことをする人ではないと確信していたから。
でも、あの時は根拠はなかったけど絶対に浮気だと思った。」
そして、探偵に依頼したのも「嘘であってほしいという気持ちからではなく、早く証拠を集めないといけないという気持ちからだった」という。

一週間も経たないうちに、「今夜は会社に泊まり込みの仕事になるかもしれない」と連絡があった。
今までも半年に一回ほど、こういうことがあった。
友人は思わずガッツポーズをしたらしい。

探偵事務所に言われてた通り、旦那の予定を連絡した。
探偵はGPSの情報も頼りに旦那を尾行した。
助手席に若い女性を乗せてホテルに入る車をカメラに収めることができた。
しかし、探偵とカメラの存在に旦那が気づいてしまった。

すぐに友人に電話があった。怒り狂った旦那は、自分を正当化し、探偵に尾行させてたことに怒りを爆発させていた。

それから二か月後、友人夫婦の離婚が決まった。さらにその一か月後には、買ったばかりのマイホーム売却も決まった。
友人が言うには「気づいたら離婚していた」という。

夫婦の形は人それぞれで、浮気についても賛否両論あると思う。
私も彼氏の浮気は許せても、旦那の浮気は許せないと思う。
でも、もう少しお互いに話し合う時間を持てたら、また違った形になっていたかもしれない。

現在は子供たちの親として、お互いの責務を全うしている。
でも、家族四人で過ごす時間はもうないだろうということだった。
気になる浮気相手は、会社の部下だったようだが、その後の動向を探偵に調べてもらう、
などはするわけもなく。

でも、今あの時に戻れたら、「すぐに探偵事務所に連絡することはしなかった。」
離婚の協議も一回きりで、慰謝料もきちんともらえてはいるけど「もっと話し合いたかった」と振り返る。

私も、探偵事務所に連絡をする前の友人に出会えていたら、止めていたと思う。
離婚しない方がいい、とは言わない。
でも第三者の介入は、自分たちの意図しないところで物事が進み、納得のいく結果に結びつかないことも多いと感じた。
夫婦は二人。まず二人の話し合いから始めてみてはいかがでしょうか。

離婚することは、まったく悪くないし、後ろめたいことでもない。
でも、どれだけ自分が納得できるかが、その後の人生を左右するのではないかと思った。

いま、そんな悩みに直面している人にはぜひ一度立ち止まって考えてほしい。
自分が幸せになれることを第一に考えてみてほしい。